朝日杯FS(G1)

阪神11R
朝日杯FS(G1)
芝1600m

軸馬:グランアレグリア
騎手:C・ルメール
厩舎:藤沢和雄
外厩:ノーザンファーム天栄
注目:☆☆☆

天栄四天王と言っても過言ではないのが藤沢和雄厩舎。人気に関わらず6?7割近い確率で馬券に絡む好成績を収めており、日本ダービー勝ち馬レイデオロも天栄で覚醒した内の1頭だ。出てきたら問答無用で買いレベルなのは間違いないだろう。ここで該当するのはグランアレグリア。


デビュー前から関係者の間で高い評価を与えられていた素質馬。兎に角デビュー戦は圧巻で、道中好位で折り合いをつけて持ったままで直線に向くと上がり最速の伸びを見せて早々に先頭に立ち後続に2馬身の着差をつける快勝。勝ち時計1分33秒6は破格中の破格の時計であり、2着馬ダノンファンタジーは先週の阪神ジュベナイルFを快勝した非常にレベルの高い相手。騎乗したルメールも「この馬は走る。賢い馬で、何をするべきかを把握している。」と高い評価を与えていたのが印象的。


前走のサウジアラビアRCでも馬なりで後続を突き放したようにレベルが違うのは明らかだ。この中間はノーザンファーム天栄でシッカリと調整された効果もあり前走以上と言える迫力十分の動きを見せているし、関係者も「朝日杯FSに出走してくる牡馬はレベルが低い。ルメールを乗せる為もあったけど、先週よりもこっちの方が可能性があると素直に思っただけ。内枠は嫌だけど力は違うと思うよ。」と余裕タップリの様子だったし、ここから馬券は組みたいと思う。


対抗にはアドマイヤマーズを推奨する。前走は明らかな太目残りで騎乗したデムーロも「太いけど大丈夫?」と不安になったようだ。それでも「ここでは地力が違う。次を見据えて作ったけど、大丈夫。」と返答し、結果力が違うレース内容だった。セオリー通り叩いて状態が上向いてきており、調教でも抜群の動き。グランアレグリアが出遅れる様ならば逆転もあるかもしれない。


穴で面白いのは週中注目馬エメラルファイト。2走前の札幌2歳Sは次走重賞勝ち馬が2頭も生まれるレベルの高い一戦で僅差4着。前走のアイビーSも勝ち馬が強かったが最後まで食い下がっていた。騎乗していた石川が「この馬はマイルが合う。」と言い続けてきていて、やっと念願のマイル戦。ビュイック騎乗ならば激走あっても不思議ではない。後は前走のきんもくせい特別が強い内容だったマイネルサーパス。正直丹内じゃなくて外国人騎手が乗る事になれば単勝10倍以下の3番人気になるんじゃないか?ってぐらい前走は強かった。マイネル軍団の期待馬でこの馬もガッツリ買いたい。


後はサウジアラビアRCでは離されたが上がり最速で上々の走りを見せたドゴール。函館2歳S勝ち馬アスターペガサス。もみじS勝ち馬ニホンピロヘンソン。後は大穴で前走見せ場十分の内容で中間自己ベストをマークしたクリノガウディー。人気のケイデンスコールは3カ月半の休養明けはマイナス。しがらき仕上げでも軽視したい。ファンタジストも前走のレベルが疑問視。思い切ってこの2頭を軽視して馬券を組む。エメラルファイトとの三連複は40倍つくだけに、チャンピオンズC超えの払戻金にも期待できる。


−推奨買い目−

三連複フォーメーション
1着2
2着6
3着5.15
2点×7,000円

1着2
2着6
3着1.3.4.13
4点×2,500円

合計24,000円


-払戻金-

三連複:33.4×2,500円=83,500円

合計:83,500円